「ニュース」カテゴリーアーカイブ
「網膜細胞移植と再生医療」万代 道子先生(理化学研究所)
現在私たちは、iPS細胞を用いて加齢黄斑変性に対する網膜色素上皮細胞の移植プロジェクト、そして網膜色素変性に対する網膜組織移植プロジェクトに取り組んでいます。 加齢黄斑変性についてはすでに最初の自家iPS由来の網膜色素上 … 続きを読む
「網膜色素変性に対する視細胞保護治療」池田 康博 先生(九州大学眼科)
網膜色素変性(RP)とは、暗いところで見えにくい夜盲という症状で始まり、視野が少しずつ狭くなり、最終的には視力が低下してしまう遺伝性の網膜の病気です。目に関連する遺伝子のキズが原因で、網膜の神経細胞(視細胞)が少しずつ傷 … 続きを読む
「網膜色素変性の治療を模索した50年」三宅 養三(愛知医科大学)
薬物治療、光障害の抑制、高酸素の影響、人工網膜、人工眼、視覚代行、遺伝子治療、再生医療など、網膜色素変性症を含む遺伝性網膜疾患の治療法研究の歴史をご自身の研究を交えて話された。薬物治療の効果判定には視機能が悪くなる速度の … 続きを読む
「人工網膜の現状と展望」不二門 尚(大阪大学)
視覚には細かいものをしっかり見る機能と大雑把に見て目標の位置を把握する機能がある。人工網膜は後者のデバイスであり、顔やものの輪郭が分かり、白線に沿って歩けるようになる。阪大方式人工網膜は臨床研究を終了し、医師主導治験に移 … 続きを読む
「遺伝子検査の意義」東 範行(国立成育医療研究センター)
網膜色素変性では92、レーバー先天盲では20の原因遺伝子が知られている。遺伝子検査で異常が分かると次の利点がある。①病気の原因が分かる、②今後の進行をある程度予見できる、③子どもに伝わる可能性を調べられる、ただし子どもの … 続きを読む
「網膜色素変性の自然経過」國吉 一樹(近畿大学)
網膜色素変性は症状や進行が患者により異なり、視野狭窄にもいろいろなパターンがある。ゴールドマン視野計を用い、多数の症例を長年継続して観察した。 ①求心性視野狭窄:周辺から次第に視野が狭くなり、症例全体の6割~7割を占める … 続きを読む
第13回JRPS網脈絡膜変性フォーラム in 浜松
2018年9月23日、静岡県浜松市で開催されました。千葉大学の山本修一先生と浜松医科大学の堀田喜裕先生の司会で、「治療の未来を語る」を統一テーマに4人の先生方からご講演をいただきました。過去から未来に向けて治療法研究の推 … 続きを読む
第22回日本網膜色素変性症協会(JRPS)研究助成者決定のお知らせ
第22回JRPS研究助成は、JRPS学術審査委員の厳正な審査により、次の3件に決定いたしました。 前田 亜希子(神戸アイセンター病院) 『網膜色素変性に対するリードスルー薬の開発』 小沢 洋子(慶応義塾大学) 『iPS研 … 続きを読む
世界網膜の日 学術講演
世界網膜の日2020 in 滋賀 報告(一般公開版) 世界網膜の日2019 in 富山 2019年9月22日(日) 【プログラム】 開会宣言 アトラクション(越中おわら節等「風の会」) 第23回JRPS研究助成授与式 ◎ … 続きを読む
第12回JRPS網脈絡膜変性フォーラム報告
(日本眼科学会専門医認定事業):(動画は「会員ページ」にあります) 日 時:2017年11月19日(日)9:50~12:30(開場9:00) 会 場:千里ライフサイエンスセンター 5階ライフホール (大阪府豊中市新千里東 … 続きを読む