2016年度RI世界大会(7月7日~9日)報告第1弾

RIWC 2016 in Taipei は、7月8日(金)が台風1号の台湾直撃の時期に重なり、さらに7月7日(木)の夜、台湾の松山空港から市内中心部へ向かう地下鉄の2駅目で25名もの負傷者が出た爆発事故(テロの可能性も高い?)もあったため、8日(金)、9日(土)に講演を予定されていた世界中の研究者のみなさんの台北への到着が大幅に乱れました。結果的に、出席できなかった方や遅刻者が多くなり、当日、直前に講演の順番を入れ替えるなど、大変でした。
総会は7月7日(木)に、ほぼ予定通り開催されましたが、投票権のある団体正会員のフランスが欠席、アイルランドは遅刻など、影響が出ました。金井JRPS理事長と森田(国際担当理事)は、6日(水)に台湾入りをしていましたので、9時スタートの総会から間に合いました。常任理事のパキスタン代表は、出席できなかったので、スカイプでの総会参加でした。音声のボリュームの調整に苦労していましたが、最終的には、国際会議でも問題なく機能していたのは、驚きでした。
今回の報告第1弾では、修正前の大会プログラム(英語版)を、ご紹介します。金井理事長と森田は、二人で、総会および学術講演に出席しました。天候の関係で外出禁止令も出ましたので、午前中の時間をカットせざるを得ず、発表される学術委員の先生方は、発表時間も半分にしてくださいといわれて、苦労されていました。
学術講演会では、修正後のプログラムで、有松学術委員、吉田事務局長と分担しながらいくつかの講演をききました。総会で決定されたことの日本語での要約、および大会で得られた貴重な世界の最新医療情報や世界の組織から得られた活動情報などの日本語による要約は、しばらくお待ちください。出来たものから少しずつご紹介していく予定です。
総会で決まったことのうち、ひとつだけ申し上げますと、2018年のオークランド(ニュージーランド)大会(2018年2月7日(水)~11日(日))の次に、2020年はアイスランドのレイキャビックでの開催が、アイルランドとの決選投票の結果、決定しました。白夜の中での大会になるそうです。

(文責:森田三郎)

RIWC2016 in Taipei 全体プログラム

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