Wings ひとくちコラム (第10回)

「京都大学で新しいRP神経保護治療薬の治験開始」

報道等でご存知の方も多いと思いますが、京都大学眼科の池田華子先生らのチームが、RP患者を対象とした医師主導治験を本年3月に開始しました。池田先生らがかねてから準備してきた分岐鎖アミノ酸製剤による網膜神経保護治療で、動物実験の結果からRPの進行を遅らせる効果が期待されています。治験では1年半にわたって試験薬が患者に投与され、視力や視野の経過観察が行われます。大きな期待を寄せつつも、静かに試験の結果を待ちましょう。(20190326)

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