第17回日本網膜色素変性症協会(JRPS)研究助成者決定のお知らせ

第17回 日本網膜色素変性症協会(JRPS)研究助成者が決定しましたのでお知らせ致します。
研究助成は、JRPS学術理事13名の厳正な審査により、次の2件に決定しました。

【1位】村上 祐介[むらかみ ゆうすけ](九州大学大学院医学研究院眼科学分野)
「ゲノム酸化損傷を標的とした網膜色素変性に対する治療法の開発」

【2位】大石 明生[おおいし あきお](京都大学眼科)
「次世代シークエンサーを用いた網膜色素変性症の網羅的変異スクリーニング」

※ なお詳細は、秋ごろ発行予定の『ニュースレター』No.27号に掲載します。

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網膜色素変性症・医療講演会のご案内 「この目に確かな治療法を! 網膜色素変性症の最先端研究」   ~神経保護・網膜再生・人工網膜~

日本網膜色素変性症協会(JRPS)大阪支部では、未だに治療法が確立されて
いない眼の難病「網膜色素変性症(RP)」に関する最先端の研究について、

下記の要領で医療講演会

「この目に確かな治療法を! 網膜色素変性症の最先端研究
~神経保護・網膜再生・人工網膜~」
を開催いたします。
つきましては、患者・家族の皆様をはじめ、医療・福祉関係者や一般の皆様にも
多数ご参加いただきたくご案内申し上げます。

■日時 2013年5月19日(日) 13時 ~ 16時30分
(受付 12時30分~)
■会場 大阪市立中央区民センター2階ホール(定員 550名)
□   住所 大阪市中央区久太郎町1-2-27
交通 地下鉄 堺筋線・中央線「堺筋本町駅」
東改札口3号出口 東へ約100m
■参加協力金 JRPS会員 無料、 一般 500円(ともに介助者1名無料)
※申し込みは不要です。直接会場にお越しください。

■プログラム
□テーマ「この目に確かな治療法を! 網膜色素変性症の最先端研究
~ 神経保護・網膜再生・人工網膜 ~」

◎講演1 「新しい神経保護薬剤の開発」
講師   京都大学医学部附属病院眼科・助教
池田華子(いけだ はなこ)先生

◎講演2 「網膜色素変性と細胞移植治療」
講師   先端医療センター病院眼科・副医長
平見恭彦(ひらみ やすひこ)先生

◎講演3 「STS人工網膜2号機の臨床試験に向けて」
講師   大阪大学大学院医学系研究科・教授
不二門尚(ふじかど たかし)先生

■主催 日本網膜色素変性症協会(JRPS)大阪支部
■後援(予定) 大阪府、 大阪市、 大阪府眼科医会

□問合せ先 JRPS大阪支部・事務局 松本℡090-7343-8980
e-mail:osakajrps@yahoo.co.jp
□JRPSホームページ:http://www.jrps.org/
大阪支部ホームページ:http://www.jrps.org/osaka/local/

※本講演会は「NHK歳末たすけあい配分金事業」です。

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第17回 日本網膜色素変性症協会 (JRPS) 研究助成のご案内

日本網膜色素変性症協会(Japanese Retinitis Pigmentosa Society,JRPS)は、患者、支援者、研究者の協力により、1994年5月に設立されました。本来の目的である網膜色素変性症とその類縁疾患の治療法開発のための研究に対し、助成を行っております。また、社会に網膜色素変性症を広く知っていただき、さらには研究助成への募金を呼びかけるため2008年8月に特定非営利活動法人網膜変性研究基金が設立され、2010年からはJRPSと協同で研究助成制度の運営に当たっています。第17回の応募要項は以下の通りです。

対  象:網膜色素変性症、網脈絡膜変性、ロービジョンに関する研究を行う研究者、
または診療、教育、研究機関。
研究期間:2013年4月から2014年3月までに完結見込みの研究。
助成金額:200万円 1名、100万円 1名
応募方法:研究代表者、研究機関名、住所、TEL&FAX、E-mailアドレス、研究題目、
実施計画を1200字以内にまとめ、同内容と直接関係する業績目録および
その別刷(代表論文5篇以内)を添付し、下記へ郵送のこと。(用紙はA4判を用い、
横書き、それ以外の形式は自由)
※応募書類は原則的に返却致しません。返却をご希望される場合は、その旨を
お書き添え下さい。
締め切り:2013年3月31日(日)
選考方法:JRPS学術理事の審査に基づいて理事会で決定する。
結果は2013年6月初旬までに、研究代表者に連絡する。
応募書類送付および問い合わせ:
〒260-8670 千葉市中央区亥鼻1-8-1
千葉大学大学院医学研究院眼科学 山本 修一
TEL:043-222-7171(代表)/ FAX:043-227-1810
(お問合せはFAXでお願いします)

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第16回日本網膜色素変症協会(JRPS)研究助成者決定のお知らせ

研究助成は、JRPS学術理事の厳正な審査により、次の2件に決定しました。
【1位】
森本 壮(大阪大学大学院医学系研究科 感覚機能形成学講座)
「網膜色素変性に対する経角膜電気刺激治療の臨床応用」
【2位】
細野 克博(浜松医科大学眼科学講座)
「日本人網膜色素変性患者の遺伝子診断システムの構築」
※ 詳細は『ニュースレター』No.26に掲載しています。

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第8回JRPS網脈絡膜変性フォーラム開催のお知らせ

治療法研究のさらなる加速を目指し、もうまく基金との共催で、今年も網脈絡膜変性フォーラムを開催します。このフォーラムでは、網膜色素変性の研究の最新成果について第一線の先生方に講演していただきます。今年は、第60回日本臨床視覚電気生理学会との併催となります。

本フォーラムの対象者は、眼科医・研究者のほか、行政・福祉関係者、患者です。一般の会員からの質問も可能ですので、関心のある方はぜひご参加ください。聴講は無料です。

日時:10月7日(日)10:00~12:30

場所:ミッドランドホール

(名古屋市中村区名駅4-7-1 ミッドランドスクエア オフィスタワー5F)

オーガナイザー:山本 修一先生(千葉大学)

講演テーマならびに講演者:

1 遺伝子診断の現状と展望:  村上 晶 先生 (順天堂大学)

2 網膜変性モデル動物:    近藤 峰生 先生(三重大学)

3 新しい神経保護薬剤の開発: 池田 華子 先生(京都大学)

4 神経保護治療の展望:    中澤 満 先生 (弘前大学)

会場までの交通:

・JR名古屋駅 広小路口改札より徒歩約5分 / 中央改札口より徒歩約6分

・名鉄名古屋駅 中央改札口より徒歩約5分

・近鉄名古屋駅 正面改札口より徒歩約5分

・地下鉄名古屋駅 東山線南改札口より徒歩約3分

※会場へは地下1階または、地上1階よりDエレベーターを利用します。

Dエレベーター前、1階正面入り口、サンロード地下街北入り口に案内スタッフを配置します。また、9時~10時の間、名古屋駅各有人改札前に誘導スタッフが待機します。(1)JR広小路口 (2)名鉄北改札 (3)近鉄正面改札 (4)地下鉄東山線南改札

問合せ先 本部事務局 TEL:03-5753-5156

現地問合せ先 愛知支部  TEL:052-624-4985

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第15回日本網膜色素変性症協会(JRPS)研究助成決定のお知らせ

〜 総額300万円を2名の研究者に助成 〜

2011年 6月13日

日本網膜色素変性症協会(東京都品川区、会長:金澤真理、以下JRPS)は、2011年度で第15回目となる「JRPS研究助成(総額:300万円)」を以下の通り決定いたしましたのでお知らせいたします。

1.受賞者と受賞研究テーマ

【1等】(200万円)

「網膜色素変性を引き起こす視細胞の繊毛の長さ調節機構の解明」

古川 貴久
財団法人 大阪バイオサイエンス研究所

【2等】(100万円)

「オカルト黄斑ジストロフィーの原因解明に向けて」

角田 和繁
独立行政法人 国立病院機構東京医療センター 臨床研究センター視覚生理学研究室

2.「JRPS研究助成」について

「JRPS研究助成」は、患者を中心とした団体が、毎年行う研究助成としては、わが国では他に例のない助成で、現在有効な治療法がない”不治の眼病”である網膜色素変性症等の治療法研究者を対象に行われています。尚、本年度の授与式と受賞者の研究発表は、9月24日(土)の「世界網膜の日in埼玉(会場:さいたま市コムナーレ)」で行います。

3.備考

2011年度も「JRPS研究助成」は、JRPSと特定非営利活動法人網膜変性研究基金(東京都品川区、理事長:小出佳子)が協同で資金を拠出して助成します。

以上

過去の受賞研究テーマと受賞者一覧

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第1回~第14回日本網膜色素変性症協会 研究助成受賞者一覧

第1回~第14回 日本網膜色素変性症協会(JRPS)研究助成受賞者一覧
※所属、肩書は受賞当時です。ご了承ください。

1997年度 第1回
◆阿部俊明(東北大学医学部眼科講師)
「網膜色素変性症の移植により治療の試み」
◆出沢真理(千葉大学医学部眼科助手)
「網膜色素変性症における網膜神経節細胞の病体変化とシュワン細胞移植による治療の試み」

1998年度 第2回
◆大黒 浩(札幌医科大学医学部眼科講師)
「網膜色素変性症の蛋白質レベルにおける発症機序の解明」
◆坂本泰二(九州大学医学部眼科講師)
「網膜色素変性症に対する遺伝子治療の基礎研究」

1999年度 第3回
◆岩田文乃(順天堂大学医学部眼科助手)
「網膜色素変性症と甲状腺機能異常との関係について」
◆高橋 政代 (京都大学大学院医学研究科視覚病態学)
「神経系幹細胞の網膜移植」

2000年度 第4回
◆森村浩之(大阪大学眼科)
「網膜色素上皮に発現するG蛋白共役受容体遺伝子の網膜変性症例での変異とその機能」
◆山田晴彦(関西医科大学眼科)
「遺伝性網膜変性疾患における網膜の2次性変化の予防に関する研究」

2001年度 第5回
◆近藤 寛之(福岡大学医学部眼科学教室)
「連鎖解析を併用した階層的アプローチによる網膜色素変性症原因遺伝子の同定」
◆町田繁樹(岩手医科大学眼科学教室)
「網膜色素変性症の動物モデルにおける網膜機能と形態との関係」

2002年度  第6回
◆忍足俊幸(千葉大学大学院医学研究院視覚病態学)
「網膜神経細胞の神経保護と再生」
◆中村 誠 (名古屋大学大学院医学研究科頭頸部・感覚器外科学)
「錐体杆体変性症の分子遺伝学的検討」

2003年度 第7回
◆亀谷修平(秋田大学医学部感覚器学講座眼科学分野)
「新規網膜変性遺伝子Mfrpの機能解析」
◆和田裕子(東北大学大学院医学系研究科感覚器病態学講座眼科学分野)
「日本人網膜色素変性の分子遺伝学的検討~高頻度変異を用いた遺伝子診断システムの開発~」

2004年度 第8回
◆近藤峰生(名古屋大学大学院医学研究科感覚器障害制御学)
「網膜色素変性症中型モデル動物(ロドプシンP347L変異ウサギ)作成と視機能解析」
◆森 圭介(埼玉医科大学)
「Pigment epithelium-derived factor(PEDF)およびアデノウィルスベクターによる神経保護効果の作用機序の解明」

2005年度  第9回
◆原田 高幸(東京都神経科学総合研究所分子神経生物学研究部門)
「網膜色素変性症における神経栄養因子受容体とグリアー神経相関作用の関与」
◆吉田 茂生(九州大学大学院医学系研究科眼科学)
「ゲノム科学的手法を用いた網膜ジストロフィの分子病態学の解明と遺伝子診断システムの構築」

2006年度  第10回
◆池田 康博(九州大学大学院医学研究院眼科学)
「虹彩色素上皮細胞由来網膜前駆細胞を用いたex vivo遺伝子治療」
◆ 本田 茂(神戸大学大学院医学系研究科器官治療医学眼科分野)
「Rdマウスにおける視細胞内アポトーシス経路の同定とその遮断による細胞保護」
2007年度 第11回
◆富田 浩史(東北大学先進医工研究機構生命機能科学分野)
「遺伝子導入による視機能再建に関する研究」
◆辻川 元一(大阪大学医学部眼科学教室)
「網膜色素変性症における視細胞死のメカニズムの解明~視細胞はなぜ死ぬのか?~」
◆柳 靖雄(東京大学医学部付属病院眼科)
「骨髄間葉系幹細胞移植による網膜変性進行阻止効果」

2008年度  第12回
◆田中 伸茂(杏林大学医学部眼科学教室)
「網膜色素変性症眼で残存する網膜神経節細胞への光感受性の賦与~光覚の獲得へ向けて ~」
◆金 子兵(理化学研究所・網膜再生医療研究チーム)
「網膜色素変性症における網羅的な遺伝子検査」
◆山本 修一(千葉大学大学院医学研究院眼科学)
「網膜色素変性症におけるウノプロストン点眼による網膜保護効果の臨床研究」

2009年度  第13回
◆菅野 江里子(東北大学 国際高等融合領域研究所)
「チャネルロドプシンによって得られる視覚特性」
◆中澤 満(弘前大学 大学院医学研究科 眼科学講座)
「網膜色素変性での視細胞死に対するカルパインの作用とカルパイン阻害薬による治療の可能性」

2010年度  第14回
◆小澤 洋子(慶應義塾大学医学部眼科学教室)
「再生に向けたヒト人工多能性幹細胞を用いた網膜色素変性症の病態解析」
◆町田 繁樹(岩手医科大学眼科学教室)
「視細胞変性に伴った網膜中・内層の機能変化」

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第7回JRPS網脈絡膜変性フォーラム開催のお知らせ

治療法研究のさらなる加速を目指し、もうまく基金との共催で、今年も網脈絡膜変性フォーラムを開催します。

本フォーラムの対象者は、眼科医・研究者ですが、JRPS会員の聴講は可能です。

ただし、医療講演ではありませんので、一般会員からのご質問はご遠慮ください。聴講は無料です。

日時:12月4日(日)14:00~16:00

場所:東京国際フォーラム ホールB5
(東京都千代田区丸の内3-5-1、TEL:03-5221-9000)

メインタイトル:網膜変性治療の最前線

オーガナイザー:村上 晶先生(順天堂大学)

〔講演テーマならびに講演者〕

遺伝子治療:直井 信久先生(宮崎大学)

神経保護 :近藤 峰生先生(三重大学)

再生医療 :高橋 政代先生(理化学研究所)

人工網膜 :不二門 尚先生(大阪大学)

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