あぁるぴぃ158号 目次

JRPSだより       3

年会費納入のお願い ~コンビニからも振込み可能に            3

本部主催ミニコンサート&医療講演会開催のお知らせ         3

茨城県の皆さまへ! ~Zoom交流会へのお誘い~ 4

電話相談のご案内            4

「世界網膜の日in山陰」開催要項の追加と確認事項            5

理事の立候補者等に関するお知らせ           6

電話で相談したいと思ったあなたへ           7
別府 あかね(公益社団法人NEXT VISION)           7
三輪 まり枝(北里大学医療衛生学部 客員准教授) 8

新代表からご挨拶            9
小川 博康(千葉県網膜色素変性症協会 会長)      9

JRPS新潟が設立20年を迎えました          10
新潟県協会20周年に寄せて(成瀬 直洋) 10

第16回JRPS網脈絡膜変性フォーラム 開催報告    11

QOL向上推進委員会(QOLC)通信           13
第19回 スマートスピーカーの活用事例-2(園 順一)    13

あぁるぴぃ広場 ~会員からの投稿~       14
高齢者生活支援住宅での生活(岩手県 似内 リツ)            14
ヘルスキーパーという仕事と出会って(神奈川県 阿部 法子)        14
定年退職、そして第2の仕事人生へ(奈良県 西尾 淳)     15
ねこと笑顔とひまわりと(香川県 髙岡 龍夫)      15
夢(沖縄県 樋口 光子) 16

都道府県JRPS活動予定  17

北海道…… 17 / 岩手県…… 17 / 秋田県…… 17 / 群馬県…… 17 / 栃木県…… 18
埼玉県…… 18 / 千葉県…… 18 / 東京都…… 19 / 神奈川県… 19 / 新潟県…… 19
長野県…… 20 / 愛知県…… 20 / 岐阜県…… 20 / 三重県…… 20 / 滋賀県…… 21
京都府…… 21 / 奈良県…… 21 / 大阪府…… 22 / 兵庫県…… 22 / 岡山県…… 22
広島県…… 23 / 香川県…… 23 / 徳島県…… 23 / 愛媛県…… 23 / 福岡県…… 24
大分県…… 24 / 熊本県…… 24 / 宮崎県…… 25 / 鹿児島県… 25 / 沖縄県…… 25

専門部会の活動予定        26
ユース部会 … 26 / ミドル部会 … 26

令和3年度(2021年) 寄付者一覧           27

編集局より         32
広告ページ         32
編集後記             36

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JRPS新潟★協会設立20周年記念医療講演会

新潟県協会設立20周年記念医療講演会のご案内

新潟県網膜色素変性症協会会長の成瀬直洋と申します。
各都道府県協会、部会におかれましては、益々ご清祥のことお慶び申し上げます。
新潟県協会は、この度設立20周年を迎えることになりました。
これを記念し、株式会社ビジョンケア代表取締役社長 高橋政代先生をお招きして、医療講演会を開催いたします。
講演会はzoomミーティングで行われますが、他都道府県協会の皆様にもご視聴いただけるよう、Youtube配信を行います。
都道府県協会会員および部会会員の皆様に、注意事項とともに周知をお願いいたします。

■ 新潟県協会設立20周年記念医療講演会
日時 5月22日(日)14:30~16:00
会場 新潟市総合福祉会館 5階 大集会室
講師 株式会社ビジョンケア 代表取締役社長 高橋政代先生
演題 「網膜再生医療のこれから」

JRPS会員限定 のため、YouTube配信URLは、会員頁にて掲載しております。

※視聴にあたっての注意事項
・この配信はJRPS会員限定です。会員以外の個人や会員外のメーリングリスト、SNS等でURLを共有することは禁止します。
・配信の録音、録画、スクリーンショット等の記録を禁止します。講演録画は後日協会ホームページにおいて会員限定で公開される予定です。
・Youtubeからの質問はできません。ご了承ください。

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第17回 「スマートスピーカー、そして、スマートハウス」

JRPS京都 園 順一

スマートスピーカーや、スマートハウスなる言葉が一般的になりつつありますが、皆さんはご存知でしょうか?
これから数回にわたり、基礎や、応用、活用方法などについて書いていきます。

○スマートスピーカーとは
AIアシスタントの技術、つまり、質問やお願いの音声を認識して応対や操作をしてくれるAI(人工知能)技術を用いたスピーカーのことで、AIスピーカーとも呼ばれる。
スマートスピーカーでは、音楽鑑賞や調べ物、買い物といったサービスを「音声」のみで操作できる。最近はスマホに搭載され、ちょっとした操作や調べ物などに利用でき、画面をタッチしたり、キーボード入力するよりも手軽に目的を達成することができるというメリットがある。スピーカーにそうした技術が組み込まれることで、日常生活の場で手軽に有効に活用できる。
機器を使うために最初の設定をする際、一部視力を必要とする機種もあるが、その後は声で話しかけるだけで、反応も音声で返答してくれるので、視力を必要としない。

○スマートスピーカーでできること
話しかけることでいろいろな操作ができる。具体的には、検索エンジンを用いた調べ物、ニュースの読み上げ、音楽や動画の再生、家電の操作、ちょっとした雑談まで、いろいろとできる。

・ニュースや音楽を聞く
「ニュースを読んで」と話しかければ、その日のニュースを読み上げる。また、「クラシック音楽をかけて」と言えば、音楽配信サービスから適した楽曲を探して再生してくれる。

・家電を操作する
テレビやエアコン、照明などの家電製品と連携することで、家電に音声で命令を出すことができる。電源のオンオフや、簡単な操作が可能となる。

・メモなどを入力する
「ビールをショッピングリストに追加」などと話しかければ、買い物リストに項目を追加することができる。思いついたら、忘れないうちにすぐにスマートスピーカーにお願いして追加しておける。

・調べ物をする
多くは検索エンジンと接続しており、調べ物をお願いすることができる。例えば「○○社の今日の株価は?」「明日の天気は?」などと質問できる。また、「今、何時?」「○月○日は何曜日?」なども質問できる。

○スマートスピーカーの種類
AmazonやGoogleなどAIアシスタントを開発している企業から発売されているほか、AIアシスタントを提供されたメーカーからも発売されている。

・Amazon Echo(アマゾン エコー)
Amazonが開発したスマートスピーカーで、日本での発売は2017年。AmazonによるAIアシスタント「Alexa(アレクサ)」に対応し、音声コマンドを認識する。いくつかのサイズ、液晶付きなどが発売されている。

・Google Nest(グーグル ネスト)
Googleが開発したスマートスピーカーで、音声認識AIとして「Googleアシスタント」に対応しており、「OK、Google」もしくは「ねぇ、Google」の音声コマンドで起動し、ニュースや天気予報の読み上げ、対応する音楽サービス(Spotifyなど)の音楽配信を聞くことができる。
同社のテレビ向けアダプター「Chromecast(クロームキャスト)」と連携して、音声コマンドで動画を再生することもできる。いくつかのサイズ、液晶付きなどが発売されている。
また、「Google アシスタント」に対応したスマートスピーカーは家電メーカー各社からも発売されている。

・LINE Clova WAVE(ライン クローバ ウェーブ)
メッセージングアプリLINEが開発したAI「Clova」に対応するスマートスピーカーで、音声コマンドにより「天気予報」や「昔話」のほか、LINEでメッセージを送ったり、送られてきたメッセージを読み上げることも可能。
同社の定額音楽配信サービス「LINE MUSIC」を聞くこともできる(有料)。また、バッテリーを内蔵しているので家の中である程度自由に動かして使うことも可能である。

・Apple HomePod Mini(アップル ホームパッド ミニ)
Apple製の「HomePod」はAppleの音声認識AI「Siri(シリ)」に対応する。
同社のApple Musicが利用できるほか、スピーカー音質に力を入れているのが特長である。

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第18回 スマートスピーカーのある生活

JRPS京都 園 順一

前号では、スマートスピーカーとスマートハウスについての概略を述べた。今回はそれらを活用している私の一日の利用事例を紹介しよう。
各部屋には以下の機器が設置してある。スマートスピーカー、スマートリモコン、スマートプラグ、Google chrome cast(グーグルクロームキャスト)、人感センサー付き照明。
朝の目覚めは、スマートスピーカーに登録したアラーム機能で、毎朝ニュースを聞く。起きる前に、寝室からスマートスピーカーに向かって、音声で和室のエアコン、照明をつける。「和室をつけて」(呼びかけの「OK,Google」等は省略)。部屋名をつけて指示すると、その部屋に設置してあるすべての機器が対象となる。寝室のエアコン、照明は設定時間に自動的に切れる。
※タイマーでオン/オフを自動的にすることも可能だが、起きる時間が異なる場合や家にいない場合もあり、電源のオンは意識的にせず、オフについては気にしなくても良いので、自動にしている。
一階に下りると、廊下、洗面所、キッチンなどの人感センサー付きの照明が移動するごとに順番につく。人がいなくなると数分後に照明が切れる。食事の準備をしている間はニュースを聞けるように、ラジオをタイマーで制御している。夏の場合、扇風機は音声でオン/オフしている。両手がふさがっていても大丈夫。「扇風機をつけて」「扇風機をとめて」。
和室に移動したころには、部屋が良い温度になっており、テレビの電源も自動的にオンになっている。設定時間になればテレビチャンネルが自動的に切り替わるので、見たい番組を見落とすことがない。食事を終わるころには、タイマーでエアコンが自動的にオフになる。また、照明もタイマーで部屋を出る数分後にオフになる。和室を出る前に音声で書斎のエアコンなど必要な電源をオンにする。「書斎をつけて」。音声で、家中のスマートスピーカーすべてでニュースを聞くように指示するので、食事の後片付け、洗面、トイレなどどこでも聞ける。「すべてのスピーカーでニュース」。書斎に入るころには照明がついており、室温も良くなっている。聞いていたニュースを書斎のスマートスピーカーに指示すれば、家中のニュースがとまる。「ストップ」。ここまでは毎朝の日常的な内容である。
仕事をしながら天気予報を聞く、時間を確認する、音楽を聞く、Kindleを読む。そのほか、今日の出来事、なぞなぞ、調べたいことなど、必要に応じてスマートスピーカーに話しかける。また出かける場合などにはアラームをセットしておき、時間を気にしなくてもよい。「13時30分にアラームセット」。電車に乗る場合は、運行情報を聞く場合もある。「運行情報」。問いかけてくるので、「琵琶湖線」。出かける前に最寄り駅の時間の確認をする。「京阪石山まで公共交通機関」。「徒歩3分の○○駅から、○時□分発の○□線に乗るのが便利です」などと答えてくれる。
出かける場合は、玄関に設置してあるスマートスピーカーに話しかける。「行ってきます」。これで設定してある家中のエアコン、照明などの電源を切ることができる。
「行ってらっしゃい、忘れ物はないですか?」などと答えてくれる。一人住まいでも話し相手がいるようで、また頭の体操にもなっているのではないだろうか。
そのほか、音楽を聞いたりしている動画があるので見てください。我が家のスマートハウスの事例、最初のところは設置に行った方の家です。

今月のトピックス:特集「スマートスピーカーを使いこなす」 | NHK 視覚障害ナビ・ラジオ
https://www.nhk.or.jp/heart-net/shikaku/list/detail.html?id=47271#contents

※URLの入力が困難な方は、Googleで「NHK視覚ナビラジオ園順一」で検索し、2021年2月28日を選んでください。

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第29回 再生医療の現状と課題

報告 令和3年度AMED再生・細胞医療・遺伝子治療公開シンポジウム

2022年2月1日に開催された標記シンポジウムを聴講しました。内容の一部を報告します。

A:全体としてどのような発表がありましたか?
B:今回眼科領域の講演はありませんでしたが、せき髄損傷や癌領域での再生医療、遺伝子治療の進捗を実感しました。

A:患者として特に注目した発表は?
B:山中伸弥 京都大学iPS細胞研究所所長が「iPS細胞技術を良心的な価格で一人でも多くの患者さんに届くよう頑張りたい」と講演を結ばれたことが印象的でした。

A:具体的な方策は?
B:欧米で実用化された遺伝子治療はどれも数千万円の費用がかかります。こうした超高額医療を避けるために2つの目標を掲げられました。1つは、技術革新で数年以内に患者本人のiPS細胞を100万円で作製可能にします。マイiPSプロジェクトといいます。また企業への橋渡しを公益財団が担うことで、数百万円でiPS細胞移植治療を可能にします。

A:保険適用も夢でなくなりますね。他に注目した講演は?
B:岡野栄之 日本再生医療学会理事長が再生医療安全性確保法の見直しに言及しました。

A:どんな背景があるのですか?
B:研究として行われる再生医療の進展とともに、クリニックで自由診療として実施される再生医療の問題が指摘されています。2010年に発生した脂肪幹細胞移植治療の死亡事故がきっかけとなり、再生医療安全性確保法が2014年に施工されました。ただ有効性の担保等、医学的に未確立な医療行為に対する規制としては十分でないことが分かってきました。

A:私たち患者に求められることは?
B:安全性に加えて、過剰な期待を防ぐための方策がこれから議論されるでしょう。いずれにしても、患者は主治医の説明を充分聞いて、自分が受けようとする医療行為の内容をしっかり理解することが望まれます。

※なお、山中伸弥教授は、2022年3月をもってiPS研究所所長を退任されました。退任にあたって、今後は、50%を研究に注力し、残りの50%は、iPS細胞研究財団の理事長として活動を継続したいと述べられました。
【参考URL】https://www.yomiuri.co.jp/science/20220323-OYT1T50133/

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あぁるぴぃ157号 目次

 目次

JRPSだより                                                                           3

JRPS静岡復活の準備会発足!
                                                  3

電話相談のご案内
                                                                  3

網膜色素変性症フォーラムのご紹介
                                          5

ミドル部会設立及びイベントのご案内
                                       6

「世界網膜の日in山陰」開催要項                                              8
開催日時と場所                                                                      8
プログラム                                                                            8
併設イベント                                                                          9
会場への交通アクセス                                                               9
前夜祭の懇親会費と24日の昼食弁当について                               10
参加の申込み方法と申込み先                                                    10
参考情報(観光と宿泊)を一部紹介                                          11

研究推進委員会(Wings)通信                                              12
第29回 再生医療の現状と課題                                               12

QOL向上推進委員会(QOLC)通信                                         13
第18回 スマートスピーカーのある生活(園 順一)                 13

働く世代イベント参加者の声                                                  14
働く世代イベントに参加して(森 研紀)                                 14
働く世代イベントに参加して(定光 淳)                                 15
「働く世代イベント」に参加させていただいて(岡沼 友子)      15
あぁるぴぃ広場 ~会員からの投稿~                                     16
未来に向けて考えること(北海道 小山内 大輔)                      16
医療従事職として働き続けていくために(東京都 菅谷 久美子) 16
iPhoneとの共同生活(富山県 岩城 明日香)                           17
努力によって得られた充実感(京都府 吉岡 市次郎)                18
映画「燃えよ剣」でエキストラを体験(岡山県 末安 章雄)         18

都道府県JRPS活動予定                                                           19
北海道 …… 19 / 山形県…… 19 / 宮城県…… 20 / 福島県…… 20 /
栃木県…… 20 / 埼玉県…… 21 / 千葉県 …… 21 / 東京都…… 21 /
神奈川県… 21 / 新潟県…… 22 / 福井県…… 22 / 岐阜県…… 22 /
愛知 県……22 / 三重県…… 23 / 滋賀県…… 23 / 京都府…… 23 /
奈良県…… 24 / 大阪府…… 24 / 和歌山県… 24 / 兵庫県…… 24/
岡山県…… 25 / 広島県…… 25 / 香川県…… 26 / 徳島県…… 26 /
愛媛県…… 26 / 福岡県…… 27 / 大分県…… 27 / 熊本県…… 27 /
宮崎県…… 27 / 鹿児島県… 28/
専門部会の活動予定                                                                28
ユース部会…                                                                          28

編集局より                                                                             29
広告ページ                                                                              29
編集後記                                                                                 32

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第16回JRPS網脈絡膜変性フォーラム のご報告

会員の皆様へのお知らせ

第16回JRPS網脈絡膜変性フォーラム は、盛会のもと、無事に終了しました。
当日視聴できなかったJRPS会員の皆様は、開催日の動画をJRPSの公式WEB中の会員頁にてご視聴できます。
なお、会員頁にログインするためのパスワードは、それぞれの地域協会長様にお尋ねください。

 

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第16回JRPS網脈絡膜変性フォーラム 動画

網膜色素変性症に対する治療法の確立を目指して、いくつかの治療法が基礎研究から臨床応用へと発展しつつあります。その一つが遺伝子治療で、Leber先天黒内障では一定の治療効果が得られています。今回は、遺伝子という観点から網膜色素変性症を捉え、その病態と治療を考えてみたいと思います。網膜色素変性症の遺伝子に関する研究で、第一線で活躍されている先生方に講演していただきました。また、コロナ感染予防のためにオンラインでの開催といたしました。

山本 修一(JRPS副理事長・独立行政法人地域医療機能推進機構本部)

【日時】2022年3月27日(日)午前10時~12時05分

プログラム

長澤源一JRPS理事長 開会挨拶

町田繁樹先生(オーガナイザー①)によるフォーラム概要説明および講演者(國吉先生)紹介

【講演1】國吉 一樹 先生(近畿大学)「網膜変性疾患の表現型と遺伝」

町田繁樹先生(オーガナイザー①)による講演者(林先生)紹介

【講演2】林 孝彰 先生(東京慈恵会医科大学)「網膜変性疾患の遺伝子検査」

近藤峰生先生(オーガナイザー②)による講演者③(藤波先生)紹介

【講演3】藤波 芳 先生(東京医療センター)「遺伝子治療の臨床応用」

講演者相互間のQ&Aとコメント

伊藤節代フォーラム担当理事 閉会挨拶

オーガナイザー】近藤 峰生先生(三重大学)・町田 繁樹先生(獨協医科大学埼玉医療センター)

主催 公益社団法人 日本網膜色素変性症協会(JRPS)
後援 厚生労働省、公益社団法人 日本眼科医会、日本ロービジョン学会、
公益社団法人 ネクストビジョン

※本フォーラムの対象:眼科医・医療関係者、行政・福祉関係者、患者・家族
※本フォーラムは専門医認定事業です。
※専門医認定をご希望の方は、別途申し込みが必要です。
事務局(E-mail: infojrps.org または、
Tel. 03-5753-5156)までお問合せください。

寄付に対する税制上の優遇措置について 本部事務局
今年も確定申告の季節になりました。
公益社団法人日本網膜色素変性症協会(JRPS)へ個人の立場でご寄付いただくと、所得控除または税額控除のいずれかを選択適用できます。
1)所得控除を選択する場合 その年中に支出した寄付金の額の合計額から2,000円を控除した金額を、その年分の総所得金額から控除できます。ただし寄付金の額の合計額は、総所得金額の40%相当額が限度です。
2)税額控除を選択する場合その年中に支出した寄付金の額の合計額から2,000円を控除した金額の40%相当額をその年分の所得税額から控除できます。ただし、寄付金の額の合計額は、総所得金額の40%相当額が限度です。また、税額控除額は所得税額の25%相当額が限度です。 控除を受けるためには確定申告を行うことが必要です。
所得税の控除については、お近くの税務署へお問合せください。また住民税の控除についてはお住まいの都道府県・市区町村の条例をご確認ください。

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2022年RI季刊ニュースレター#1

2022年RI季刊ニュースレター#1へようこそ。 

今年はエキサイティングなスタートを切りました。以下の情報更新をお届けできることをうれしく思います。

希少疾患の日2022 

2022年国際女性の日 

ウクライナの紛争に関する声明 

アイスランドでの網膜国際世界会議 

Retina International Youth Council(RIYC)の最新情報 

教育ハブ 

遺伝子検査キャンペーンの進捗状況 

AMDの研究調査が進行中 

主要な研究の更新 

メンバーの更新とイベント 

Charcoal graphic with three squares in green, light blue, and fuchsia. Rare Disease Day logo in light blue square. Colorful R I logo in bottom left corner. Text reads Rare Disease Day, 28 February 2022. Hashtag Know Your Code. Hashtag Rare Disease Day.

希少疾患の日2022

希少疾患の日は、希少疾患を抱える世界中の3億人以上の人々に公平と包摂を与えるよう要求する世界的なキャンペーンです。今年の希少疾患の日は2022年2月28日に行われました。

遺伝性網膜変性症(IRD)はまれな眼疾患であり、影響を受ける個人、その家族、およびその介護者にさまざまな影響を与えるため、網膜コミュニティにとって重要なキャンペーンです。私たちRIは、今年の希少疾患の日を、IRDとともに生きる人々のための遺伝子検査やカウンセリングなどのサービスへの公平なアクセスの必要性を強調することに注力しました。

ツイートやアセット(情報資源)を共有していただき、ハッシュタグKnow Your Codeを使用して、キャンペーンに参加してくれた人々に感謝します。希少疾患の日は過ぎましたが、私たちは、IRDとともに生きる人々のために、公平で、手頃な価格で、タイムリーな遺伝子サービスへのアクセスを提唱し続けます。

 

 

Charcoal graphic reading International Women's Day. March 8, 2022. Hashtag Break The Bias. Hashtag I W D 2022. Photo shows CEO Avril Daly in a black and white dress with her arms crossed at the wrists.

国際女性の日2022

国際女性の日は2022年3月8日火曜日に開催されました。今年のテーマは、「偏見を打破しよう」(#BreakTheBias)でした。コミュニティや職場などの偏見を打破するために貢献するということです。

国際網膜協会(RI)のCEOであるAvril Daly さんは、国際NGOセクターの驚くべき(素晴らしい仕事をしている)女性について次のように語っています。

私は女性たちの行動の現t減を必要性の創意工夫と呼んでいます。これは、満たされていない医療ニーズを持つ子供の母親が、診断、サービス、そして子供たちの命を救ったり改善したりする可能性のある治療法に頻繁に、アクセスできるために、すべてを自由に使用できなければならないときだと感じていたからです。

これらの女性たちは、多くの場合、健康政策や科学のバックグラウンドを持っていないにもかかわらず、研究者や社会科学者、医療専門家、州政府機関、業界と協力して、生活を変える強固なコミュニティを構築しました。彼女たちは地域、国内、国際組織の基礎を築きました。彼女たちの実践活動の遺産は、参画と専門家から提供された情報に基づいた行動を通じて永続的な変化が可能であるという認識です。今では、以前は無視され、取り残されていた患者コミュニティの目的を前進させるために、性別を超えた共通の目標を持ってこのセクターに参入していることがわかります。

2022年の国際女性の日、私は「彼女はただの母親である」または「彼女はただの患者である」という認識の偏見を打ち破った女性(私たち全員のために、私たちがいつも名前を知っているわけではなく、多くのことを成し遂げ、提供し続けている女性たち)を祝福します。

私たちRIは、より包括的な世界を築き上げ、偏見を打ち破り、固定観念に挑戦する女性を祝うことに尽力しています。

InstagramTwitter、Linked In、Facebookにアクセスして、RIチームが私たち自身の#BreakTheBias写真を共有していることを確認してください。

 

Charcoal graphic with colourful R I logo in bottom left corner. In the center is an outline of the country of Ukraine, the top half in blue and the bottom half in yellow.

国際網膜協会(RI)のウクライナに関する声明

Retina Internationalは、ウクライナで網膜変性症を患っている人々に懸念を表明しています。

網膜変性疾患を患っている人々は、リハビリテーションや機器、眼科の予約や治療などの重要なサービスへの継続的なアクセスを確保するために、機能している社会の支援を必要としています。

国際網膜協会は、遺伝性網膜変性症や加齢性眼疾患の影響を受けているウクライナに住む人々の福祉に関心を寄せています。

今日、私たちは、欧州連合、国連、WHO、その他の人道組織、そして国際社会全体に、この脆弱なグループを保護し、ウクライナと近隣諸国の両方で支援を提供するよう呼びかけます。

国際網膜協会は、メンバーやパートナーと協力して、この紛争の影響を受けた網膜変性疾患を抱える人々やケアを提供する人々が直面するニーズと課題を理解し、政策立案者が効果的に対処できるよう支援します。

平和的な解決を願って、ウクライナの人々と紛争に巻き込まれたすべての人々に私たちの支援を伝えたいと思います。

本協会のウェブサイトの声明を読むには、ここをクリックしてください

 

World Congress logo forming a blue eye. Text reads R I W C 2022. Twenty-first Retina International World Congress.

国際網膜協会世界会議2022 (RIWC2020)

今年6月にアイスランドのレイキャビクで開催される第21回世界会議を楽しみにしています。地域の公衆衛生制限の対象となる会議の現在のスケジュールは次のとおりです。
6月8日(水)             Youthプログラム
6月9日(木)             継続教育プログラム(メンバーのみ)  世界大会歓迎式典
6月10日(金)  科学プログラム1日目
6月11日(土)      科学プログラム2日目   ガラディナー(数量限定)
6月12日(日)  総会(代表者のみ)

イベントが近づくにつれ、次の締め切りに注意してください。
2022年3月15日–早期登録の締め切り
2022年4月15日–締め切りキャンセルの払い戻し

Retina International Youth Councilが主催する新しいユースプログラムは、
ウェブサイト riwc2022.is
でもご覧いただけます。今年のプログラムのハイライトには、レイキャビクの街を探索しながら参加者がお互いを知る機会を提供するアメージングレースグループコンペティションが含まれます。
皆様のお越しを心よりお待ちしております!質問、懸念、コメントがある場合は、RIWC2022@sena.is までご連絡ください

 

Retina Internationalの若者の声:
RetinaInternationalYouthCouncilを知る

投稿者:Marina Leite Brandao

 Retina International Youth Council(RIYC)は、2021年に、世界中の代表者からなる委員会とともに正式に活動を開始しました。初年度、評議会はオンライン仮想ユース会議の開催に成功し、ソーシャルメディアキャンペーンでRetina Internationalをサポートし、会長、副会長、書記を選出し、委任事項を作成しました。今年、評議会メンバー数は増加し、ブルガリア、チリ、フィンランドからの指名を受けました。新しいメンバーに加えて、評議会にはオーストラリア、ブラジル、カナダ、ドイツ、ニュージーランド、南アフリカ、スイス、米国からの代表者もいます。
現在、RIYCはアイスランドチームと協力して、ユース会議を企画しています。 RIYCは、ユース会議に非常に興奮しており、18歳から39歳までのすべての人をイベントに招待しています。ユース会議の詳細については、イベントの公式Webサイト www.riwc2022.is にアクセスしてください。
あなたの国はまだRetina International Youth Councilのメンバーではありませんか? RIYCは、Retina Internationalのメンバーと候補メンバーからさらに多くの推薦を受けたいと考えています。メンバーになるには、18歳から35歳で、英語の実務知識を持っている必要があります。 Retina Internationalの各メンバーまたは候補メンバーは、最大2人の代表者を指名できます。 Retina Internationalの教育および参画マネージャーであるFiona Watersに連絡して、青少年を推薦する方法を確認してください:fiona.waters@retina-international.org

 

遺伝子検査キャンペーンの進捗状況

現在、IRD(遺伝性網膜疾患)の遺伝子検査の重要性に関するキャンペーンを展開中です。私たちの遺伝子検査特定任務隊(タスクォース)は、遺伝子検査に関する総括(ランドスケープ)研究の成果をレビューし、遺伝子検査サービスへのプロセスとアクセスに関するグローバルな指標を開発する作業をすでに開始しています。タスクフォースは3月21日に最後の会議を開きます。
私たちは最近、患者のためのプロセスと私たちの研究からの予備的な結果を概説する遺伝子検査ファクトシートを開発しました。ファクトシートは、本WebサイトのKnowYourCode ポータルにあります。

遺伝子検査のファクトシートにアクセスするには、ここをクリックしてください

 

Retina International AMD Study(国際網膜協会の加齢黄斑変性症に関する研究)

Retina Internationalは現在、加齢性黄斑変性症(AMD)の実際の影響をよりよく理解するためにグローバルな研究を行っています。この研究は、AMDと共に生きる人々とそれらを支援し世話をする人々の日常生活と幸福への影響についての知識と理解を深めると共に、健康と社会的ケア、雇用に対するAMDの経済的コストについての知識と理解を深めるために使用されます。この研究の結果を共有することを非常に楽しみにしており、研究に参加し、促進するのを助けてくれた人々に感謝したいと思います。

 

重要な研究の進捗情報ニュース

早期糖尿病性黄斑浮腫(DME)に対するILUVIEN硝子体内インプラントの第4相試験では、36か月での最高矯正視力(BCVA)、中心窩網膜厚(CST)、および治療負担の統計的に有意な改善が示されています

イタリアの患者は、加齢に伴う黄斑変性症のための新技術(後期AMDで失明した患者が中心視力を取り戻すのに役立つ、次世代の埋め込み型小型望遠鏡)であるSamsara Vision社のSING IMTを受け取れます

Regenxbio社は、脈絡膜上送達を使用した糖尿病性網膜症の治療のためのrgx-314の第II相altitude™試験から良好な中間データを得たと公表しました

Kodiak Sciences社は、新生血管(ウェット型)加齢性黄斑変性症患者を対象としたKSI-301の初期フェーズ2b/3試験のトップライン結果を発表しました

Regeneron社は、血管新生会議で、湿性加齢性黄斑変性症における高用量アフリベルセプト8mgの有望な第2相結果を得たと公表しています

新生血管型AMD(nAMD)の経口薬候補はフェーズ2a試験で有望な結果が出ています

 

メンバーの最新情報

メンバーから共有された最新情報やイベントについては、以下をご覧ください
組織からのニュースを次のニュースレターで取り上げたい場合は、コミュニケーションオフィサーの Dana Hufe(dana.hufe@retina-international.org)にメールでお問い合わせください。

アッシャー症候群と網膜色素変性症の臨床試験

米国の網膜協会である「ファウンデーション・ファイティング・ブラインドネス」とインフォームドDNA社がパートナーを組み、ProQR社の極めて重要な、アッシャー症候群と網膜色素変性症の臨床試験に、それが疑われる患者に参加してもらい、対象者の選別(スクリーニング)をします
プレスリリースを読むにはここをクリックしてください

第16回網膜変性に関する国際研究コロキウム

(ドイツのRPとAMD患者団体であるProRetinaの主催)
2022年4月1日〜2日(ポツダムにて開催予定)
詳細についてはここをクリックしてください
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アッシャー症候群財団助成金の応募案内:

月ロケット財団(オランダ)助成金
提出期限2022年5月29日
詳細情報はこちら

 

(日本語への翻訳:JRPS公式WEB管理人)

※ただし、リンク先の頁の自動翻訳の日本語については、責任は持てませんので、悪しからず、ご了承ください。わからないときは、クイズだと思って楽しんでください。(森田)

 

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あぁるぴぃ156号 目次

令和4年 年頭のごあいさつ                          3

JRPSだより                               4

「理事の立候補及び監事の推薦」に関する告示               4

第16回JRPS網脈絡膜変性フォーラム 開催要項              5

寄付に対する税制上の優遇措置について                6

電話相談のご案内                                6

2022年「世界網膜の日」の開催地松江のグルメの紹介(矢野 健)   7

JRPSオンラインセミナー2021 開催報告               9
【第1回】テーマ:網膜ゲノム医療の近未来(その2)           9
【第2回】テーマ:ゲノム医療推進と遺伝子診断            10

【特別寄稿】網膜電気刺激治療 第3相医師主導治験              11
千葉大学大学院医学研究院 眼科学 三浦 玄

QOL向上推進委員会(QOLC)通信                       12
第17回 スマートスピーカー、そして、スマートハウス(園 順一)     12

全国JRPS 新リーダーご挨拶~                      14
千葉 和也(岩手県網膜色素変性症協会 代表代行)                  14
譜久島 環(沖縄県網膜色素変性症協会 代表代行)                  14
長田 麻希(JRPSユース 部会長)                  14

あぁるぴぃ広場 ~会員からの投稿~                      15
白杖ボーイへの葛藤(大分県 山元 正史)                        15
転機(愛媛県 加藤 正志)                             16
つながるって心強い(兵庫県 中尾 郁子)                        16
本の世界から 再び心が豊かに(岐阜県 伊藤 ちか子)             17
気付いたときに行動を!(埼玉県 西崎 龍男)                  17
学校へ行こう(山形県 柿崎 秀文)                  18

都道府県JRPS活動予定                      19
北海道…… 19/ 岩手県……19 / 秋田県……19 / 宮城県……19 / 福島県……20
群馬県……20 / 栃木県……20 / 埼玉県……21 / 千葉県……21 / 東京都……21
神奈川県…22 / 新潟県……22 / 長野県……22 /岐阜県……22 / 愛知県……23
三重県……23 / 滋賀県……23 / 京都府……23 / 奈良県……24 / 大阪府……24
和歌山県…24 / 兵庫県……25 / 岡山県……25 /広島県……25 / 山陰………26
香川県……26 / 徳島県……26 / 愛媛県……27 / 福岡県……27 / 大分県……27
熊本県……27 / 宮崎県……28 / 鹿児島県…28

専門部会の活動予定        28
JRPSユース… 28
編集局より         29
広告ページ         29
編集後記             32

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