第27回JRPS研究助成 受賞者からのメッセージ①

万代 道子 先生
(地方独立行政法人神戸市民病院機構 神戸市立神戸アイセンター病院)
受賞テーマ「再生医療による黄斑錐体細胞による視機能再建に関する研究」

このたび、第 27 回 JRPS 研究助成をいただくこととなり、JRPS 理事および会員の皆さまには心より感謝申し上げます。
私は神戸の理化学研究所と、現在は神戸アイセンター病院で網膜疾患に対する再生医療の開発研究および臨床研究に携わっています。
視細胞は目の中の網膜という組織の中にあって最初に光を受けとって情報伝達のシグナルに変換する細胞ですが、網膜色素変性という病気ではこの視細胞がだんだんと減っていってしまいます。ES 細胞や iPS 細胞は多能性幹細胞といって、体の中のいろいろな組織や細胞を作り出すことができます。
私たちは、多能性幹細胞から作った視細胞を補うことで、失われた視覚を取り戻す治療開発を目指しています。目の見えなくなったマウスに、多能性幹細胞から作った網膜組織を移植すると、いったん失われていた光に対する網膜の反応が得られるようになり、光がわかるような行動をするようになることがわかりました。その後、2020年に、まずは安全性を確認するために、2 名の患者さんにご協力をいただき臨床研究を行いました。移植した網膜組織は今も安定して生着していて、この細胞治療が安全に実施できることを確認しました。効果の評価としては、今後症例数を増やし、また移植面積も増やしながら、時間をかけて判定していくことになります。また、網膜色素変性は進行性の病気ですので、中心の視力が残っている時に、その周りに元気な細胞を移植することで、少しでも中心部分の変性の進行を抑制できれば、それも目標とする効果になります。
このように、臨床においてはようやく最初の一歩を踏み出したばかりで、まずは光がわかるようになる、ぼやっと視野が広がる、といった効果から期待していますが、さらに治療効果を上げるための研究も進めています。今回の助成金では、より中心部に近い部位での視機能再建を目指しています。網膜の周辺部では複数の視細胞が一つの細胞につながるため、たくさんの細胞が反応しても一つの情報として伝えられるのが、中心部では細胞が 1:1 でつながっており、反応した視細胞の数だけ情報がより細かく伝わります。このような、効率よく信号を伝える視覚経路を再生医療で再建することができるのか、調べていきたいと思います。
これらの研究を通じて、網膜色素変性の患者さんに対して、少しでも有効性の高い治療を届ける日が来ることを願いつつ、今後も努めていきたいと思います。

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あぁるぴぃ 166 号 目次

JRPS だより  3

2024 年版 JRPS 白黒反転カレンダー販売のお知らせ  3

電話相談のご案内  3

[特別寄稿]
「遺伝性網膜ジストロフィに対する遺伝学的検査に関する意識調査研究」
アンケート調査へのご協力のお願い(池田 康博)  4

第 27 回研究助成受賞者からのメッセージ  6
万代 道子(地方独立行政法人神戸市民病院機構
神戸市立神戸アイセンター病院)  6
秋葉 龍太朗(千葉大学大学院医学研究院眼科学)  7
相馬 祥吾(京都府立医科大学)[ライオンズ賞」  8

【新コーナー】もうまく募金通信  9
[第 1 回]もうまく募金通信開設のお知らせ(菅谷 久美子)  9
ゆうちょ銀行 寄附口座のご案内  9
もうまくサポーター登録のお願い  9

QOL 向上推進委員会(QOLC)通信  10
[第 33 回]パネルディスカッション
「RP 患者の就労について語る」を終えて(山本 浩)  10

近畿地区の協会が設立 20 周年を迎えました  11
次は、解散です!~20 年を振り返って(和歌山県網膜色素変性症協会 山本 浩) 11
設立 20 周年を迎えて(大阪府網膜色素変性症協会 橋本 富雄)  11
これからも京都府協会らしく(京都府網膜色素変性症協会 大菅 規子)  12

新代表ご挨拶  14
田口 武司(静岡県網膜色素変性症協会 会長)  14
大野 真知子(千葉県網膜色素変性症協会 会長)  14
松村 康司(滋賀県網膜色素変性症協会 会長)  15
髙岡 龍夫(香川県網膜色素変性症協会 会長)  15
藤井 修身(徳島県網膜色素変性症協会 会長)  16
石川 典子(愛媛県網膜色素変性症協会 会長)  16

あぁるぴぃ広場 ~会員からの投稿~   17
網膜色素変性症協会の会員も 4 人に 1 人は難聴を併発しているとも言われています
(佐藤 好幸)  17

都道府県 JRPS 活動予定  18
北海道…… 18 / 岩手県…… 18 / 秋田県…… 18 / 群馬県…… 18 / 栃木県…… 19 /
埼玉県…… 19/ 千葉県…… 19 / 東京都…… 20 / 神奈川県… 20 / 新潟県…… 20 /
長野県…… 21 / 静岡県…… 21 / 岐阜県…… 21 / 愛知県…… 22 / 三重県…… 22 /
滋賀県…… 22 / 京都府…… 23 //奈良県…… 23 / 大阪府…… 23 / 和歌山県… 24 /
兵庫県…… 24 / 岡山県…… 24 / 広島県…… 25 / 香川県…… 25 / 徳島県…… 25 /
愛媛県…… 26 / 高知県…… 26 / 福岡県…… 26 / 長崎県…… 27 / 大分県…… 27 /
熊本県…… 27 / 宮崎県…… 27 / 鹿児島県… 28 / 沖縄県…… 28 /

専門部会の活動予定  28
ユース部会…… 28 / ミドル部会…… 29 /

編集局より  29 / 広告ページ  30 /
編集後記  32 /

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世界網膜の日in神奈川 2023(動画)

世界網膜の日in神奈川 2023は、盛況のうちに無事に終了しました。通しでは、長時間にわたり、視聴するのにも不便であると推察いたしますので、以下の通り、2日目のプログラムにそって、それぞれの動画に編集しましたので、それおれ、自由にご視聴ください。(管理人)

9月24日(日)  場所:神奈川県民会館小ホール  10時   受付開始

★10時30分  主管協会挨拶、来賓挨拶

★10時40分  パネルディスカッション1
「医療・行政・支援者、三位一体の切れ目のない支援の輪」
パネリスト:眼科医・障害福祉担当者・生活訓練担当者・患者会員。
RPと診断されても障害者手帳(福祉制度)、障害年金につながることができない患者が存在する現状の確認とその課題を共有します。

★11時30分  パネルディスカッション2
「三位一体の支援の輪はもう始まっている」
パネリスト:眼科医・視能訓練士・社会福祉士・歩行訓練士・患者会員。
医療、行政の垣根を越えた支援はすでに始まっています。どのようなものか? そして拡大するためには何が必要か? さまざまな立場から語り合います。

12時10分~13時40分 昼食、休憩
大会議室にてお弁当(事前注文予定)、または会議室隣にレストランもあり。

★13時40分  開会式 主催者挨拶

★13時50分   第27回JRPS研究助成授与式

第27回JRPS研究助成審査講評(近藤峰生先生 三重大学)

第27回JRPS研究助成受賞者の発表・授与

◎受賞者による研究発表
★万代 道子先生(地方独立行政法人神戸市民病院機構 神戸市立神戸アイセンター病院)
再生医療による黄斑錐体細胞による視機能再建に関する研究

★秋葉 龍太朗先生(千葉大学大学院医学研究院眼科学)
網膜中心窩における幹細胞由来網膜シート移植後の先端電子顕微鏡を用いた網膜回路リモデリング解析

★相馬 祥吾先生(京都府立医科大学)(ライオンズ賞)
網膜色素変性症モデルラットにおける明暗視・形態視機能の経日評価

質疑応答

★15時45分  次年度開催協会への引継式 & 両開催協会長挨拶

★15時55分  閉会宣言

16時             終了

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「世界網膜の日 in 神奈川」2023 開催終了のお知らせ

「世界網膜の日 in 神奈川」2023は、プログラム通り、諸行事すべて大盛況のうち、無事に開催されました。

開催日時と場所開催日     2023年9月23日(土)~24日(日)
※会場への入場は無料
会場      神奈川県民ホール(神奈川県横浜市中区山下町3-1
TEL:045-662-5901)
・小ホール :メイン会場
・大会議室 :24日の休憩・昼食会場
・レストラン「英一番館」:23日の懇親会場

プログラム

併設イベントについて
今回は、会場参加者全員で式典並びにパネルディスカッションにご参加いただき、一緒に受賞された先生方を応援し、ともにテーマについて考える機会としていただきたく、併設イベントの用意はございません。専門部会(アイヤ会、ミドル部会、ユース部会、RP児をもつ親の会)につきましては、会議室での昼食会場に各コーナーを設けますので、交流の場としてご活用ください。

会場への交通アクセス

※研究助成受賞者の先生方のご講演を含む9月24日(日)のイベントに関する動画は、9月末までに本JRPS公式WEB「会員の頁」にアップされる予定です。しばらくお待ちください。(HP管理人)

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国際網膜協会教育ハブ・アプリ情報 – 2023-2024 のご案内

 

国際網膜協会教育ハブ
アプリケーション情報 – 2023-2024

概要

国際網膜協会は、2023年10月に始まる教育ハブの3年目の申請を受け付けていることを嬉しく思います。
この教育プログラムは、網膜コミュニティ内外で効果的な変革を起こすための知識とスキルを提唱者に提供することを目的としています。
この6か月のプログラムを通じ、参加者は選択された幅広いトピックにわたってその分野の専門家と緊密に連携し、国際レベルでの眼科研究と権利支援状況についての包括的な洞察と経験を得ることができます。
この文書には、目的、カリキュラム、申し込み方法などプログラムに関する情報が記載されています。

プログラムの目標

・網膜患者コミュニティ内で知識とスキルを構築し、研究やイノベーションへの十分な情報に基づいた参加を可能にします。
・患者コミュニティにおける患者の積極的な擁護能力を育成します。
・レティナ・インターナショナルを代表して権利擁護活動や助言大使の役割を紹介できるよう、自信に満ちた患者リーダーのデータベースを開発します。
・網膜患者コミュニティに個人の能力開発とネットワーキングの機会を提供します。
・国際網膜協会会員組織における地域の能力開発をサポートする、堅牢かつ包括的な患者教育モデルを 作成すします。

モジュール (構成要素)

8つのモジュールがあり、網膜および眼科の研究と政策の状況についての包括的な概要を提供します。それらはここにリストされており、以下で説明されています。

1. 目、視覚機能の評価と診断、および一般的な網膜疾患についての紹介

2. 遺伝性網膜疾患の診断と管理における課題とギャップ、および加齢性網膜疾患における政策課題

3. 臨床試験のエンドポイント

4. 眼科におけるAIと眼科研究における倫理的配慮

5. 患者登録と現実世界のデータ

6. 遺伝性網膜疾患および加齢に伴う網膜疾患の診断と管理における革新

7. 規制および規制当局

8. 網膜研究の将来と患者の声の重要性

 

目、視機能の評価と診断の概要

このモジュールでは、目の解剖学、視覚機能の尺度、網膜の構造的および機能的尺度を紹介します。このモジュールでは、遺伝性網膜疾患 (IRD)、加齢黄斑変性症 (AMD)、糖尿病関連の眼疾患などの一般的な網膜疾患についても紹介します。このモジュールは、目と網膜に関する過去の知識を持つ参加者にとって重要な復習であるだけでなく、眼科と網膜疾患の分野の初心者である参加者にとってもよく考えられた入門書です。

 

IRDおよび加齢性網膜疾患の診断とケアにおける課題とギャップ

健康の不平等は、希少疾患患者にとって大きな問題です。このモジュールでは、学生は遺伝性網膜疾患における遺伝子診断の重要性と、IRD を抱えて暮らす患者の遺伝子診断と治療へのアクセスにおける現在のギャップと課題について学びます。さらに、学生は網膜疾患予防の重要性と網膜の老化における現在の政策課題について学びます。

網膜コミュニティの患者支援者は、勧告または権利擁護の文脈で、これらの網膜変性疾患群について議論する準備をしておく必要があります。そのため、このモジュールでは、研究と政策の観点から、それぞれの疾患領域間の微妙な違いや課題を解明することに焦点を当てます。

 

臨床試験のエンドポイント
(臨床試験で薬などの有効性、安全性を確認するための評価項目)
臨床試験は、医療の革新と進歩を促進する上で重要な役割を果たします。これらの試験には、新しい治療法、手順、介入の安全性と有効性を評価するための厳格なテストが含まれます。臨床試験のエンドポイントは、研究中の治療または介入の有効性と安全性を評価するために使用される測定可能な結果またはイベントです。このモジュールでは、試験の種類、関与する段階、患者がどのようにプロセスに参加できるかなど、網膜研究の臨床試験のさまざまな段階をすべてカバーします。 また、患者報告アウトカム指標 (PROM) と現在のエンドポイントで直面する課題、さらには患者中心のケアに焦点を当てたより有意義なアウトカムを得る将来の機会についても議論します。

眼科における人工知能と眼科研究における倫理的配慮
このモジュールでは、学生は眼科における AI の最先端の応用について洞察を得ると同時に、眼科における臨床研究や AI ベースの研究で生じる重要な倫理的問題を掘り下げます。学生たちは、AI がどのように目の状態の早期発見と治療計画の個別化を可能にし、最終的にはより効果的かつ効率的な治療への道を切り開くのかを学びます。 学生は又、このデジタル時代における患者の機密情報を保護する重要性を認識しつつ、データプライバシー、同意、セキュリティなどのトピックについて思慮深いディスカッションを行います。

患者登録と現実世界のデータ
患者登録と現実世界のデータは、患者の実世界の経験に関する貴重な洞察を提供し、研究者が多様な集団における疾患パターン、治療結果、安全性プロファイルを理解できるようにする為、ヘルスケアおよび医学研究において極めて重要です。これらは、ケアのギャップを特定し、個別の治療戦略の開発を導き、医師、政策立案者、規制当局の証拠に基づく意思決定に貢献します。このモジュールでは、参加者は患者登録と現実世界のデータの重要性について洞察を得ることができます。参加者はまた、特に希少疾患分野における患者登録の作成における課題の理解にも取り組みます。

遺伝性網膜疾患および加齢に伴う網膜疾患の診断と管理における革新
網膜は依然として世界的に医学研究とイノベーションにおいて最もダイナミックな分野の 1 つです。遺伝子検査、高解像度画像処理、標的療法などの最近の技術革新は、網膜疾患の特定と治療の方法に革命をもたらし、これまで不確実性に直面していた患者に希望をもたらしました。このモジュールでは、参加者は遺伝子治療、幹細胞治療、光遺伝学などの網膜疾患の診断と治療に対する新しいアプローチを学びます。

規制
眼科のイノベーションにおける規制は、患者にとって重要な安全策として機能し、新しい技術や治療法が安全性、有効性、品質に関して確立された基準を確実に満たすようにします。 また、倫理慣行を維持し、分野内で誤解を招く主張を防ぐ役割も果たします。 このモジュールでは、参加者は規制プロセスと規制機関について紹介され、患者の専門家やリーダーが他の関係者と協力して規制当局の承認を促進し、イノベーションを促進する方法について説明します。

網膜研究の将来と患者の声の重要性
このモジュールでは、研究への患者と一般の参加の極めて重要な役割と、それがさまざまな分野にわたる研究の質、関連性、影響をどのように高めるかについて探ります。 研究や意思決定のプラットフォームにおける患者の声の重要性を理解することは、患者の視点がより患者中心で倫理的、包括的な研究成果にどのように貢献するかを掘り下げる中心的なテーマとなります。この講義が終わるまでに、参加者は患者と一般の人々が関与する利点と課題を包括的に理解し、研究者、政策立案者、その他の関連する利害関係者間の有意義な協力を促進する方法を学び、患者中心的な研究アプローチを促進する組織と関わる機会を見つけることになるでしょう。

形式と時間の約束
このコースは 6 か月にわたって行われます。 開催期間は、2023年10月20日から 2024年3月15日までです。以下に示すタイムテーブルに従って、3 週間ごと (中央ヨーロッパ時間午後 12 時から午後 2 時 30 分まで) (平均して) 2.5 時間のバーチャル セミナーで構成されます。 それまでの間、参加者は次のセミナーに備えて予習と演習を完了することが求められます。さらに、参加者は課題を受け取る場合があります。

選択基準
   1. プログラムを完了するというコミットメント
   2. プログラムが完了すると、プログラムの過程で得たスキルと知識を活用して、地域、地域、及び/又は国際レベルで 国際網膜協会の使命を推進するというコミットメントが得られます。
   3. 研究、開発、権利擁護に関する知識を得ることに興味がある
   4. すべてのコースは英語で行われます。 英語の十分な理解が必要となります
   5. 高速インターネット接続
   6. 国際網膜協会の正会員団体(研究者の場合はSMAB会員)に所属していること
   7. 網膜変性疾患を抱えて暮らす人、一緒に暮らす人の支援者、または網膜変性疾患を抱えて暮らす人の支援者になる。
   8. 網膜研究者(基礎科学・臨床)

学生プロフィール
この集中プログラムは、網膜コミュニティのメンバーがハイレベルな国際フォーラムで効果的な患者支援者になれるように設計されています。 積極的、倫理的、包括的な方法で網膜患者コミュニティを代表することに情熱と熱意を持っている人に適しています。 クリティカルシンキング、コラボレーション、コミュニケーション、クリティカルシンキングなどのソフトスキルに自信と能力を発揮できる個人からの応募は特に歓迎されます。2023 年には、この集中教育プロジェクトは、主に網膜変性症患者とその代表者からなる最大 15 名の参加者に提供される予定です。 網膜および眼科分野の若手研究者は、最大 3 つのスペースを埋めることができます。

大まかなコースのスケジュールを以下に示します。 講義のタイトル、正確な時間、関連教員を含む詳細なスケジュールは、登録された参加者に配布されます。

 

コースのイムテーブル

モジュール 

年  月  日 
目、及び視覚機能の評価と診断に関するイントロ  2023年10月20日 (金) 
遺伝性網膜変性症疾患の診断と管理における課題とギャップ、 

および加齢性網膜疾患における政策課題 

2023年11月10日 (金) 
臨床試験の有効性、安全性を確認するための評価項目  2023年12月1日 (金) 
眼科における AI (利用) と研究における倫理的配慮  2024年1月12日 (金) 
患者登録と現実世界のデータ  2024年2月2日 (金) 
遺伝性網膜変性症疾患と加齢性網膜疾患のイノベーション  2024年2月23日 (金) 
規制  2024年3月15日 (金) 
網膜研究の未来  2024年3月15日 (金) 

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第27回日本網膜色素変性症協会(JRPS)研究助成者決定!

第27回JRPS研究助成は、JRPS学術審査委員の厳正な審査により、次の3件に決定いたしました。

万代 道子(地方独立行政法人神戸市民病院機構 神戸市立神戸アイセンター病院)
再生医療による黄斑錐体細胞による視機能再建に関する研究

秋葉 龍太朗(千葉大学大学院医学研究院眼科学)
網膜中心窩における幹細胞由来網膜シート移植後の先端電子顕微鏡を用いた網膜回路リモデリング解析

相馬 祥吾(京都府立医科大学)(ライオンズ賞
網膜色素変性症モデルラットにおける明暗視・形態視機能の経日評価

※表彰式と記念講演は、9月24日(日)「世界網膜の日in神奈川」で行います。
※詳細は秋ごろ発行予定の『JRPSニュースレター37号』に掲載します。

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あぁるぴぃ165号 目次

JRPSだより …………………………………………………………………………   3

第27回日本網膜色素変性症協会(JRPS)研究助成者決定!……………………  3

2023 JRPSピアサポート研修のご案内  ……………………………… …………………  3

クラウドファンディングプロジェクトメンバー募集!………… ………………   4

電話相談のご案内 ……………………………………………………   5

第10回(令和4年度)定時代議員会 報告 ………………………………  7
第10回 定時代議員会を開催 …………………………………………………  7
令和4年度 事業報告(抜粋)……………………………………………  7
令和4年度 貸借対照表  ……………………………………………… … 17
正味財産増減計算書  …………………………………………………… … 18
財務諸表に対する注記 ………………………………………………… … 21
令和5年度 事業計画 ………………………………………………… … 23
令和5年度 収支予算書 …………………………………………………… 29
定款の一部変更について ………………………………………………… 32
役員の報酬等に関する規則の一部改正について ………………… 33
理事1名選任(増員)の件 … ………………………………………………34

都道府県JRPS活動予定 ……………………………… 35
北海道…… 35 / 岩手県…… 35 / 宮城県…… 35 / 福島県…… 35 / 栃木県…… 36 /
埼玉県…… 36 / 千葉県…… 36 / 東京都…… 37 / 神奈川県… 37 / 新潟県…… 37 /
長野県…… 38 / 静岡県…… 38 / 岐阜県…… 38 / 愛知県…… 38 / 三重県…… 39/
滋賀県…… 39 / 京都府…… 39 / 奈良県…… 40 / 大阪府…… 40 / 和歌山県… 40 /
兵庫県…… 40 / 岡山県…… 41 / 広島県…… 41 / 香川県…… 41 / 徳島県…… 42 /
愛媛県…… 42 / 高知県…… 42 / 福岡県…… 43 / 長崎県…… 43 / 大分県…… 43 /
熊本県…… 44 / 宮崎県…… 44 / 鹿児島県… 44 /

専門部会の活動予定  …………………………………………………  45
ユース部会…… 45 / ミドル部会…… 45

編集局より  ……………………………………………………………………………  45
広告ページ  ……………………………………………………………………………  46
編集後記  ………………………………………………………………………………  48

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核酸・ペプチド創薬治療研究センター開設記念シンポジウムのご案内

核酸・ペプチド創薬治療研究センター
開設記念シンポジウム
-中分子創薬コンソーシアム設立に向けて-

日時:2023年7月24日’水)  12:30~14:15
会場:鈴木章夫記念講堂 (東京医科歯科大学M&Dタワー2階)

【注意事項】:介助が必要な方の参加については当日対応が困難となるため、原則オンライン参加推奨。現地参加をご希望の場合には事前に要相談とのこと。
登録〆切:2023年7月21日(金)12:00
登録は以下の参加登録ボタンからお願いします。

〔お問い合わせ先〕東京医科歯科大学 統合研究機構 核酸・ペプチド創薬治療研究センター
Mail: tide@ml.tmd.ac.jp

参加登録 →

https://00m.in/DQf3C

プログラムのチラシは、下記のURLからご覧ください。
https://www.tmd.ac.jp/archive-tmdu/kokusaikenkyuu/tide_symposium.pdf

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出前講座2023年5月14日@JRPS岐阜

出前講座⓵
(①出前講座の概要・講師自己紹介・DNAモデルに触ってみよう)

出前講座②
(②DNAの構造と役割・延期、RNA、アミノ酸、コドン表などDNAの働きに関連する言葉の説明)

出前講座③
(③RPの原因となる遺伝子変異・遺伝形式について)

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ご寄附のお願い

公益社団法人日本網膜色素変性症協会は、網膜色素変性症の治療法等の確立と、患者のQOL(生活の質)の向上をめざして活動している団体です。
私たちが、活動を続けていくためには継続したご支援が必要です。みなさまからいただいたご厚情は、有効に使わせていただきますことをお約束いたします。

【ゆうちょ銀行払込免除口座のご案内】

口座番号:00120-0-364964

加入者名:JRPS募金・寄付金口

◆ゆうちょ銀行に備え付けの青色の払込用紙をご利用していただき、窓口で「手数料免除口座です」とお知らせください。

※ATMやネットバンキングをご利用の場合は手数料が免除されず、従来どおり手数料が発生しますのでご注意ください。

◆受領書、税制優遇措置について
お振込み後、寄附金受領書をお送りいたします。
ご注意:寄附金受領書は、確定申告の際に必要となりますので、大切に保管してください。また、受領書は、本協会の口座へご寄附を入金いただいた日付で発行いたします。
税制優遇措置について詳しく見る

◆一般寄付金
一般寄附金のうち20%以内を寄附募集に係る管理費に配賦させていただきます。

◆使途指定寄附金
使途指定寄附金でお申し込みの場合は、以下にあります使途目的の事業番号をお申込書にご記入ください。(記載がない場合は一般寄附金として受け取らせていただきます)。
下記の事業名をクリックしていただければ内容説明画面(PDF)が開きます(ダウンロードもできます)。
事業番号① 網膜色素変性症等の患者との相互扶助及び情報提供事業
事業番号② 網膜色素変性症等の患者・家族、その他からの相談対応事業
事業番号③ 網膜色素変性症等の治療法の研究及び推進支援事業
事業番号④ 網膜色素変性症等の患者等の自立促進用具の開発及び普及支援事業
事業番号⑤ 網膜色素変性症等について正しい情報の啓発事業
事業番号⑥ 国際網膜協会等との国際協力及び情報共有に関する事業
事業番号⑦ その他この法人の目的を達成する為に必要な事業
(⑦をお選びの場合は具体的にご記入ください。)

◆お申込者情報
以下をメール、郵送、FAXにてご連絡ください。
下記に寄附申込書PDFとWord版があります。

寄附申込書(PDF)

寄附申込書Word版
ご寄附の使途指定がある場合は、上記の「◆使途指定寄附金」よりお選びください。
ご指定がない場合は、一般寄附金として治療法確立のための研究助成、患者のQOL向上の為等、当協会事業に使わせていただきます。

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