RP−net川柳会
「もやい傘」
[2023年12月の課題]




[更新日 : 2023年11月29日]



[12月の課題] 
  〜サンタクロースっているんでしょうか?〜 

 私は46年前に、新聞で『サンタクロースっているんでしょうか』という本が出版
されたことを知りました。子供は3歳と2歳でした。早速手に入れて読み、目から鱗
が落ちたことを今も覚えています。

 以下はネットから検索した情報です。ご参考に。

1897年9月21日付のアメリカの新聞『ザ・サン』の社説に“Is there a Santa Claus?
”が掲載され、8歳の少女に答えてフランシス・チャーチが社説を書いている。 
 1977年に中村妙子・訳(東逸子・絵)で『サンタクロースっているんでしょうか?
』(偕成社)として刊行され、2020年で80万部のロングセラーとなっている。

 “Is there a Santa Claus?”という題名で、“VIRGINIA, your little friends a
re wrong.”(ヴァージニア、あなたの友達は間違っています)の書き出しで始まり
、特に有名な“Yes, Virginia, there is a Santa Claus.”(そうです、ヴァージニ
ア、サンタクロースはいるのです)の一節を含む、目に見えるものしか信じない悲し
さと、目に見えないものの確かさ、不変さ、そしてそれを信じることの素晴らしさを
説いたものであった。 

ヴァージニア・オハンロンが出した手紙
 編集者さま 私は8歳です。私の何人かの友だちはサンタクロースはいないと言い
ます。パパは「サン新聞が言うことならそのとおりだ」と言います。どうか私に本当
のことを教えてください。サンタクロースはいるのでしょうか?

YUKKEさん(30代、女の子9歳と2歳のママ)
 小学校3年生の娘はちょうど、サンタクロースの存在を信じていると言いながらも
、実はパパなんじゃないかと疑いはじめた年頃。そんな時期にこの本の存在を知るこ
とができた私はほんとうにラッキーでした。
 目に見えるものだけを信じる人生なんてなんてつまらない人生なんだろう。愛や真
心や夢物語を信じる心があるからこそ人生は豊かで楽しいのだ。この本はそんな大切
なことをサンタクロースの力を借りて私に語りかけてくれました。
 サンタクロースを見た人がいないのは、サンタクロースがいないことの証明にはな
らないってこんな簡単なことに今まで気がつかなかった私こそが、サンタクロースを
信じない、ちっぽけでつまらない大人でした。
 世界中の子どもたちが、これからもずっとサンタクロースがいるって信じられる世
の中であって欲しいし、この本を読めば誰もがサンタクロースはいるって自信を持っ
てこたえられると思います。 

★皆さんはどう思われますか。 (山本)

 それでは、例によって上記の中から出題します。

■2023年12月(No.149) 
題:「つまらない」(詠込み不可) (進 選) 
題:「信じる」 (禮子 選) 
題:「質問」 (豊 選) 
題:「ラッキー」 (航太郎 選) 
 (各題2句出し)
◎今月の締切:12月20日(水) 正午必着




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